本好きの子がぶつかる国語の壁

あけましておめでとうございます。
久々の更新になりましたのは、
おかげ様で個人指導の案件で
年末年始に休めないほど多忙だったからです。

さて、今日は本好きの子がぶつかる国語の壁についてです。
小さい時から本が大好きで、
特に勉強していなくてもテストで良い点がとれる。
そんな子が小学校の頃クラスに一人はいませんでしたか?

かくいう私がその一人でした(汗
そんな本好きの子が中学に入るとどうなるか。
多くの子が中学入学後から国語の成績が落ちていきます。

それはなぜか。
中学生から国語が急に難しくなるからです。

中学生から国語の文法について本格的に習います。
文節分け、単語分け、品詞分解、活用形・・・
大人でも頭を悩ませるような問題が目白押しです。

文法は、理解していなくても読書には困りません。
なので、本好きの子は相変わらず本を読みますが、
面白くない文法の勉強はおろそかになります。
試験には文法問題も出ますから、
小学生の頃に比べて国語の成績が落ちてくる、というわけです。

もちろん、本が好きなことが悪いわけではありません。
むしろ素晴らしいことだと思います。
ただ、楽しむための読書と試験対策のための勉強は
全くの別物だと考えてほしいのです。

国語の文法は、理解できれば高い確率で加点が見込める
ボーナス問題だと思ってください。
閃きは必要ありません。
理解した上でひたすら反復をこなし、
頭に叩き込むだけです。

中学国語の文法が苦手な方はご相談下さい。
ご連絡お待ちしております。