ケアレスミスの無くし方
ご無沙汰しております。
相変わらず多忙で、なかなか更新ができておりませんでした。
今日は、小学生の保護者の方からご相談頂いた、
「ケアレスミスの無くし方」についてです。
こちらのお子様は、小学校5年生です。
中学受験を見据えて、現在中学受験向けの学習塾に通っておられます。
塾内の成績は上位20人に入るか入らないか。
かなり優秀なお子様です。
ただ、ケアレスミスが目立つそうです。
例えば、「記号で答えなさい」と書かれているのに、記述してしまう。
「適当でないものをえらびなさい」と書いてあるのに
「適当なもの」を選んでしまう。
誰でも覚えがあると思います。
せっかく答えがわかっているのにもったいない!
ケアレスミスが無くなれば、さらに塾内での順位は上がります。
保護者の方も頭を悩まされ、色々と注意をしたのに変化は見られず。
困って私に相談された次第です。
まず、保護者の方がお子様にどんな注意をしたのかと言うと
「もっと集中しなさい。」「終わったら再度見返しなさい」
などです。
この注意、もっともなことです。
集中できればした方が良いし、見返しは時間の限り何度もした方が良いです。
ただし、「集中しなさい」と言ってできるものでしょうか。
おそらく、大人でも難しいのではないでしょうか。
また、見返したからといって必ず間違いに気づくものでしょうか。
一度「この問題文はこうだ」と思い込んでしまうと、
なかなか間違いに気づかないのではないでしょうか。
それでは、手っ取り早くケアレスミスを無くすにはまず何をするべきか。
答えは「怪しいところはチェックする」です。
簡単すぎますか?
だから良いんです。
簡単なことなら、小学生のお子様でもできます。
問題文で怪しいところを見つけたら、どんどんチェックするようにしましょう。
例えば、
「~部の意味として、適当でないものを選んで記号で答えなさい」
こんな問題があったとします。
ここでチェックするのは「ない」と「記号」です。
見つけたらその場ですぐに丸で囲むなり、赤でチェックするなりして
目立つようにしましょう。
「~部の意味として、適当でないものを選んで記号で答えなさい」
こうすれば、目立つと思いませんか?
見返す時にも、
「適当でないものを選ぶんだったな」「記号で答えなきゃ」
とすぐに分かります。
実際、このお子様も怪しいところをチェックし始めてからは、
少しケアレスミスが減った、とのことです。
続けていけばさらにケアレスミスは減るはずです。
今回は小学生の場合で話しましたが、
中学生や高校生でも同じようにチェックでケアレスミスは減らせます。
さらに社会人になってからも仕事のケアレスミスが減らせるはずです。
もちろん、ケアレスミスの減らし方はこれだけではありません。
他にも知りたいという方は、是非個人指導を受けてみてください。
ケアレスミスが減ると世界が変わりますよ。
お問い合わせお待ちしています。
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