漢文の苦手意識をなくそう！
みなさん、こんにちは。
今日は漢文についてです。
みなさん漢文は得意ですか？
得意な方は、以下の文章は読み飛ばして頂いて構いません。
苦手な方は是非ご一読下さい。
漢文が苦手な方は、まず中学生の時に習った
「返り点」からつまづいているケースが多いです。
返り点というのは、レ点や一二点、上下点などの記号です。
漢文を日本語でスムーズに読めるように順番を指示した記号ですね。
返り点を覚えれば漢文はスムーズに読めます。
逆に返り点が理解できていないと、
漢文が読めなかったり誤読する原因になります。
返り点を使って文を読むのは、パズルを解くのと同じです。
どちらかというと、数学の得意な子に漢文が得意な子がいて、
現代国語が得意なのに漢文が苦手な子がいるのはそのためです。
現代国語が得意な子の中には、
返り点を正確に理解しないまま漢文の問題を解くケースがあります。
それはなぜか。
中学生の頃に習う漢文は、返り点を正確に理解していなくても
解ける場合が多いからです。
読書好きの子は、故事成語などを知っているることが多いです。
すると、簡単な問題だとパッとみただけで解けます。
また、知らない故事成語でも感覚で解けたりもします。
たいして勉強しなくてもある程度解けるので、
漢文の学習に時間を割くことなく進級していきます。
しかし、中学生から高校生、大学受験と進むにつれて
漢文はどんどん長文になり、難読になっていきます。
中学生の時に返り点をしっかり勉強していなかった人は、
漢文の問題が全く解けないことに焦るようになります。
そうならないようにするために、
漢文の返り点は中学生の時にマスターするようにしましょう。
そうすれば、大学受験までずっと大きな武器になります。
漢文は満点が容易にとれる科目だと思っています。
実際、昔のセンター試験でも私は満点でした。
かけた時間と得点の比率のコスパがすごく良いのが漢文です。
漢文で点を取りこぼすのはすごくもったいないです。
漢文への苦手意識、なくしてみませんか？