通読は時間を測ろう!

先日、国語のテストで時間が足りず困っているという御相談がありました。
時間が足りない理由はいくつか考えられます。
その内の一つが「通読に時間がかかりすぎている」というものです。

通読は文章を初めから終わりまでサッと流して読むことです。
話の大まかな内容がつかめれば、細かいところまで分からなくてもokです。
しかし、中には「大まかな内容をつかむ」ということができないお子様もいます。
真面目過ぎるがゆえ、「大まかに」ではなく「正確に」把握しようとしてしまうのです。
そうすると通読に時間がかかりすぎてしまい、結果として問題を解く時間が減ってしまいます。

通読を済ませ問題を読んだ後には、必ずまた本文を読み返します。
その時に、内容を正確に把握できればよいのです。
最初の通読はできるだけ時間をかけないようにするのがコツです。

また、通読の際は重要のキーワードをチェックしましょう。
「人名」「時間」「場所」「気持ちの変化」「接続詞」「繰り返し出る単語」
などが重要なキーワードです。
この点に関しては、また後日詳しく述べさせていただきます。

通読にかける時間の目安は、「音読にかける時間の約半分」です。
千文字程度の文であれば、2分~2分半くらいで通読できるようになりましょう。
普段からストップウォッチを使って時間を測りましょう。
また、早く読むことに集中しすぎて大まかな内容すら掴めないようではいけません。
何度も練習すれば、習得できる技術です。

詳しく知りたい方は是非お問い合わせからご連絡下さい。
お待ちしております。